淡麗清湯・塩ラーメン専門

   

じむりについて

麺’sじむり「淡麗清湯」の誕生まで

麺’sじむりは、2017年1月26日、石川県羽咋市にて開店しました。
開店当初から、半年ほどは、様々な試行錯誤の結果、現在の塩ラーメンの原型になる「あご汐ラーメン」を開発しました。当時はニンニクや生姜をスープに入れるなどしていましたが、「あご汐」をきっかけに、スープから無駄な食材を省き、素材の味が楽める塩ラーメンの模索を始めました。

この頃の記憶といえば、お客の全く来ない店で一人黙々とラーメンを模索し続けていたということしか覚えにありません。
現在定番になっている「煮干し」に注目したのは、そのあと、当時の「そらみち」、現在の「まほろば」の店長から煮干しラーメンの作り方を教わったのがきっかけです。
教わったのは、濃厚な煮干しスープの作り方でしたが、その時久しぶりに使ってみた氷見産の煮干しの味を再確認するにつけ、煮干しの旨味や香りを、普通にダシを取る方法で出してみたらどうなるだろうかと考えて、煮干しの清湯を作ってみました。

清湯とは、中華料理で言うところの、透明な澄んだスープのこと。この煮干しからダシを取る方法をスープ作りに活かし、そこから更に、『煮干しのダシは水に出る。水に出るものは、油にも出る』と、思い至り、現在の魚介系塩ラーメンのスタート地点にたどり着きました。
これが現在提供している、「淡麗清湯」の起源になります。

ラーメンがラーメンであるために必要なことは何か。素材の味を楽しむためには何が必要で、何があればラーメンになるのか。シンプルで力強く、しかし、繊細なじむりのラーメンは、こうして誕生しました。

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